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【もう限界かも】看護師を辞めたい!でも辞められない…ストレスを感じたとき、まず読んでほしいこと

看護師のストレス対処法5選のアイキャッチ画像 ナースのお仕事
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「もう限界かもしれない」「仕事に行きたくない」
そう思いながらも、今日もユニフォームに袖を通して出勤しているあなたは、本当にすごいと思います。

看護師の仕事は、責任もプレッシャーも大きく、感情も体力もすり減ることばかり。
笑顔で働いているように見える人も、実は裏でたくさんのストレスを抱えているものです。

それでも「辞めたい」と口に出すのは勇気がいるし、「辞めるわけにはいかない」と、頑張りすぎてしまっていませんか?

今回は、そんなあなたに届けたい【今すぐできるストレス対処法】をお伝えします。
「それでも無理…」と感じたときに考えてほしい働き方の見直しについても、後半で触れています。

どうか少しだけ手を止めて、あなた自身の心の声に耳を傾けてみてくださいね。

看護師という仕事がストレスフルな理由

ストレスの原因に頭を抱える看護師の画像

責任の重さと、張りつめた緊張感が続く毎日

命に関わる仕事をしている以上、毎日の業務には常に「正確さ」と「スピード」が求められます。
一瞬の判断ミスが大きなトラブルに発展することもあるため、勤務中はずっと神経が張りつめた状態です。

それだけでなく、処置や記録、医師やコメディカルとの連携など、タスクが山積みのなかで「ミスできない」プレッシャーがのしかかる…。
それが何日も、何年もと続くと、心も体もどこかで限界を迎えてしまいます

人間関係のストレスが心をむしばむことも

病院やクリニックは、さまざまな職種や年齢の人が関わり合う職場です。
その分、相性の悪い上司や先輩との関係、患者さんやご家族とのトラブルに悩む場面も少なくありません。

ときには理不尽な言動を受けても「プロだから」と我慢してしまうことも…。
でも、心が疲れてしまっては、どんなにスキルがあっても長く働き続けることは難しくなってしまいます。

仕事と家庭の両立で、自分のことは後回しに

30代以降になると、家庭や子育て、介護など、プライベートでも責任を背負うことが増えてきます。
仕事も家のことも全力でこなそうとすると、どうしても自分のケアは後回しになりがち。

気がつけば、「私、いつ休んだっけ?」「誰かに甘えたい…」そんな気持ちを飲み込んでしまっているかもしれません。

もう限界…その前に試してほしいストレス対処法 5選

ストレスをシュレッダーにかける画像、ストレス対処のイメージ

ストレスは放っておくと、心と体のバランスを崩してしまいます。
「辞めたい」と思ったときこそ、まずは一度立ち止まって、自分をケアしてあげましょう。

ここでは、勤務中でも取り入れやすいストレス対処法を5つ紹介します。
「もう知ってるよ」「そんな余裕ないよ」と思うかもしれませんが、改めて実践してみると意外な効果を感じられるかもしれません。

深呼吸で心と体をリセットする

深呼吸をする看護師の画像

一見シンプルですが、深呼吸は心身の緊張を緩めるためにとても効果的です。
業務の合間や移動中、ふとしたタイミングでできるので、習慣づけるのがおすすめ。

実践方法
  1. 静かな場所を見つける: 休憩室やロッカーなど、少しの間でも静かな場所に移動します。
  2. リラックスする姿勢を取る: 背筋を伸ばして座り、両手は膝の上に置きます。
  3. 深呼吸を始める: 鼻からゆっくりと深く息を吸い込み、肺が完全に膨らむのを感じます。次に、口からゆっくりと息を吐き出します。
  4. 繰り返す: この呼吸を1分間続けることで、心拍数が落ち着き、リラックス効果を実感できます。

特に患者さんのケアが終わった後や、緊張する場面が続いた後に行うと効果的です。

ほんの1分でも、副交感神経が優位になり、気持ちが少し落ち着きます。
患者さんのバイタルを測るときに「深呼吸してもらったら血圧が下がった」なんて経験、ありますよね。
自分にもその効果、試してみてください。

外の空気を吸いながら短時間の散歩

散歩をする女性の画像

勤務中、どうしても閉鎖的な空間で過ごすことが多い看護師。
少しだけでも病棟やクリニックの外に出て、太陽の光を浴びると、それだけで気分がリセットされます。

実践のポイント
  • 休憩時間に外出: 可能であれば昼休みやシフトの合間に、病院の外に出てみましょう。天気が良い日は、外の空気を感じることで気分が大いにリフレッシュします。
  • 目的地を決める: 近くの公園や緑地など、自然の中でリラックスできる場所を目的地にします。自然の景色が心を癒してくれます。
  • ゆっくり歩く: 歩くペースは自分の心地よい速度で構いません。周囲の景色に意識を向けることで、リフレッシュ感を高めることができます。
  • 15分程度で:短時間の散歩でも十分です。散歩後には気分が軽くなるのを感じることができます。

無理に「歩かないと」と思わなくてOK。
ただ外の風を感じるだけでも、ふっと肩の力が抜ける瞬間が訪れます。

お気に入りの音楽で心を癒す

イヤホンで音楽を聞く女性の画像

好きな音楽には、思っている以上に大きな癒しの効果があります。
休憩中や帰り道、イヤフォンでお気に入りの曲を聴くだけでも、心がふっと軽くなるはず。

実践のポイント
  1. 音楽の選択: ゆったりとしたテンポの曲や、自然の音を取り入れた音楽が特にリラックス効果が高いです。
  2. 音楽プレイリストを作成: リラックスできる音楽やお気に入りの曲を集めたプレイリストを準備します。音楽は、リラックス効果の高いインストゥルメンタルや自然の音を含むものが良いでしょう。
  3. 音楽を聴く時間を作る: 休憩中や勤務後に、自分のスマートフォンで音楽を流します。イヤフォンやヘッドフォンを使うことで、周囲の音を遮断し、より集中できます。
  4. 音楽に浸る: 静かな場所で音楽を聴き、メロディーや歌詞に集中します。心が落ち着くのを感じながら、音楽の力でストレスを解消します。

とくに歌詞のない音楽(インストゥルメンタル)や、自然音を使ったBGMは、頭を休めたいときにもぴったりです。

簡単なストレッチで体をほぐす

ストレッチをする女性の画像

ストレスがたまってくると、無意識に肩や首に力が入っていることが多いです。
簡単なストレッチを取り入れることで、体の緊張も心の緊張もゆるんできます。
シフトの合間や休憩中など、無理のないタイミングで
呼吸と一緒に動かすと、よりリラックス効果が高まる

実践方法
  • ストレッチのタイミング: シフトの合間や休憩時間にストレッチを取り入れることができます。
  • 肩のストレッチ: 立ち上がり、肩を前後に大きく回します。これを30秒間繰り返します。肩のこりを解消し、血行を促進します。
  • 首のストレッチ: 頭をゆっくりと左右に倒し、それぞれの側で15秒間保持します。首の筋肉の緊張がほぐれ、リラックスします。
  • 背中のストレッチ: 両手を組んで前に伸ばし、背中を軽く丸めるようにします。30秒間保持し、背中の筋肉をリラックスさせます。

ちょっとしたストレッチでも、血流がよくなり、気分もすっきり。
こまめにほぐす習慣をつけておくと、疲労の蓄積も防げますよ。

マインドフルネス瞑想で心の安定を保つ

瞑想をする女性の画像

忙しい毎日の中では、「あれもこれも」と頭の中がいっぱいになってしまいます。
そんなときは、マインドフルネスを試してみるのもひとつの方法です。

実践方法
  1. 静かな場所を選ぶ: 休憩室やロッカーで静かな場所を見つけます。自分がリラックスできる環境を整えることが重要です。
  2. 姿勢を整える: 椅子に座り、背筋を伸ばしてリラックスします。目を閉じて、心を落ち着ける準備をします。
  3. 呼吸に集中する: 呼吸のリズムに意識を向け、吸うとき、吐くときの感覚に集中します。思考が浮かんでも、それに執着せずに呼吸に戻ります。
  4. 短時間の瞑想: 5分程度の瞑想を行い、心の落ち着きを感じます。初めは難しく感じるかもしれませんが、継続することで心の安定が得られます。

たった5分でも、続けるうちに「心のざわつき」が静かになってくるのを感じるはずです。
これは「特別なスキルがいる」ものではなく、誰でもすぐに取り組めます。

ストレスが限界なら、働き方を見直すタイミングかもしれません

「WORK」「LIFE」の積み木とペンの画像

看護師の仕事は、やりがいも大きい反面、心身の負担もとても大きいものです。
「もう無理かも…」「辞めたいけど、辞められない…」と悩みながら頑張っている方も多いのではないでしょうか。

ストレスを感じながらも続けていると、いつの間にか心がすり減ってしまいます。
でも、自分をすり減らしてまで働き続ける必要はありません

少し立ち止まって、「本当に今の働き方は自分に合っているのかな?」と見直してみることも、自分を守る大切な選択です。

働き方を変えることでストレスが軽減することもある

職場環境や勤務形態が変わることで、今感じているストレスが和らぐことは少なくありません。

・今の職場で自分に合った部署や業務に異動できないか相談してみる
夜勤や残業の少ない勤務形態に変えられないか検討してみる
・時短勤務やパート勤務など、ライフスタイルに合った働き方を考える

無理を続けて限界を迎える前に、少しでも自分が心地よく働ける環境を探してみましょう。

他の職場を知ることで「今の職場の良さ」に気づくこともある

転職と聞くと「逃げるみたいで嫌だな」と感じる方もいますが、視野を広げて他の働き方を知ることで、今の職場の良いところが見えてくることもあります。

今すぐ辞めなくても大丈夫。
情報を集めるだけでも、気持ちが楽になることがありますよ。

求人サイトなどで他の職場を見てみる

スマホを開けば、看護師の求人情報は山のように出てきます。
転職サイトに登録して非公開求人を見るのがいいですが、「登録するまではちょっと…」と思う方はオープン求人を見るだけでもいいと思います。
今の職場の条件と他の職場を比べてみることができますよ。

単発派遣や期間限定の仕事で別の現場を体験してみる

単発派遣を取り扱う看護師転職サイトや単発アルバイトに登録をして、今とは違う環境で体験してみるのも一つの手段です。
思ったよりも、今の職場環境が良かったと気づくかもしれません。

私が登録して実際に単発派遣を経験した看護師転職サイトはMCナースネットでした。

体験談も記事にしていますので良かったら参考にしてください。

転職活動を始めてみて、自分の希望や優先順位に気づく

在職中でも転職活動はできます。
転職はとてもエネルギーが要ることなので、実際に転職しなくても転職活動をして、エージェントと話を進める中で、今の自分に何が必要なのかに気づくことができます。

看護師転職サイトもたくさんあります。
サイトごとに特徴があったり、得意としている分野が違ったりしますので、気になるサイトから気軽に試してみるのもおすすめです。

「今は休む」ことも立派な選択肢

本当にストレスが限界のときは、いったん仕事をお休みすることも選択肢の一つです。

・有給休暇をしっかり使って、心と体を休ませる
・思い切って休職制度を利用する
・一度退職して、自分を見つめ直す時間を持つ

看護師の資格は消えません

休んでから再スタートしても、全然遅くないんです。

「休むこと=甘え」ではありません。
疲れたときにしっかり休むことも、看護師として長く働いていくために必要なことです。

まとめ

フワフワしたピンク色のハートの画像

看護師という仕事は、責任も大きく、心も体もすり減る場面が少なくありません。
それでも、「辞めたい」と感じながらも続けているあなたは、本当に頑張っていると思います。

でも、無理を重ねることで笑顔を失ったり、体を壊してしまっては、元も子もありません。
まずは、自分のストレスに気づき、できることから少しずつケアしてあげてください。

・深呼吸や散歩、音楽など、日常の中でできるセルフケアを取り入れてみる
・限界を感じる前に、働き方を見直すことも視野に入れてみる
・「辞める」ことがゴールではなく、「自分らしく働く」ための選択肢を持つ

ストレスの感じ方も、その対処法も、人それぞれ違います。
だからこそ、周りと比べる必要はありません。

あなた自身のペースで大丈夫です

私自身、何度も「もう無理…」と感じたことがあります。
でも、環境を変えたことで気持ちが楽になり、また前を向けるようになった経験があります。

「今すぐ辞めるのは不安だけど、どうしたらいいか分からない」と感じている方は、
看護師専門の転職サイトで相談してみるのも一つの方法です。

▼以下の記事で、転職サイトのメリットや活用法を詳しくご紹介しています。
看護師の転職サイトってどうなの?|アラフィフ看護師が語るメリット・デメリットと後悔しない選び方

あなたが、自分自身を大切にしながら、また一歩前に進めるよう、心から応援しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。
今回は、一般的なストレス解消法を5つご紹介しました。

「そんなのもう分かってるよ」という声が聞こえてきそうですが、あらためて意識して取り入れるだけでも、心の余裕が少し戻ってくるかもしれません。

看護師という仕事は、常にストレスと隣り合わせ。

ゆっくり心を休める時間も取れず、自分のことは後回しになりがちですよね。
でも、そんなときこそ「自分を大切にすること」を忘れないでください。

ほんの少しでも、自分のための時間をつくってみる。
その積み重ねが、これからの働き方や気持ちを変えるきっかけになるかもしれません。

あなたが少しでも穏やかな気持ちで、今日を乗り越えられますように。
ーりとしんくー

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