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アラフィフ看護師【辞めたい!】そんな時に読んでほしい 自分を大切にするということ

50代看護師が仕事を辞めたいと思った時に読んでほしいこと 働き方と転職
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「もう、辞めたいな……」

看護師として長く働いてきて、ふとそんな言葉が浮かぶ瞬間はありませんか。

看護師になって30年。アラフィフと呼ばれる年齢になった今だからこそ、わかることがあります。
かつての私も、「辞めたい」と「でも、辞められない」のあいだで、長いあいだ揺れていました。

この記事は、当時の私と同じように悩んでいる、ベテラン世代の看護師さんに読んでほしくて書きました。
疲れたとき、迷ったとき、どうか少し立ち止まって読んでみてください。

「辞めたい」と思うのは、頑張ってきた証

まず、いちばん伝えたいことから書かせてください。

責任が重くなるほど、増えていく葛藤

一人前と呼ばれるようになると、後輩指導、委員会、上司とスタッフの板挟み……。
気づけば、責任はどんどん重くなっていきます。

「患者さんに寄り添いたいのに、現実は業務に追われる日々。」
そんなジレンマを、一度や二度は感じてきたのではないでしょうか。

「辞めたい」と言えずに抱え込んでしまう

それでも、「辞めたい」と口に出すのは、すごく勇気がいりますよね。
責任感が強い人ほど、言い出せずに抱え込んでしまいます。

でも、「辞めたい」と感じるのは、甘えではありません。
あなたの心と体が、「もう少し力を抜いていいよ」とサインを出しているだけなのです。

私も、限界まで抱え込んでいました

えらそうなことを書いていますが、私自身がまさにそうでした。

役職と激務で、心も体もくたくただった

当時の私は、フルタイムで病棟に勤めながら、役職にもついていました。
現場の激務に加えて、スタッフのまとめ役としての責任やマネジメントの仕事も重なり、気づけば心も体もくたくた。

「もう、辞めたいな」とふと思うのは、決まってこんな瞬間でした。
夜勤の、患者さんが寝静まって病棟がしんと静かになった時。
夜勤明け、少しでも早く帰りたくて、必死で看護記録を書いている時。
そして、理不尽なことで上司に怒られて、飲み込むしかなかった時。
そんな日々の合間に、「私、いつまでこれを続けるんだろう」という思いが、少しずつ積もっていきました。

家族との時間を選んで、辞める決意をするまで

そんな中で強くなっていったのが、「家族と過ごす時間を、もっと大切にしたい」という気持ちでした。
当たり前に続くと思っていた毎日も、いつまでも同じではありません。今を逃したら、もう戻ってこない。そう思うようになったんです。

でも、すぐには踏み切れませんでした。
役職の責任を途中で投げ出すようで申し訳ない——その思いが、ずっと足を止めていました。
収入がなくなる不安も、もちろんありました。

最後に背中を押してくれたのは、夫のひとことでした。
はっきりとした場面は覚えていないのですが、きっと私は家で何度も「辞めたい、辞めたい」と口にしていたんだと思います(笑)。
そんな私に、夫が「そんなにしんどいなら、辞めてもいいよ」と言ってくれた。それで、ようやく肩の力が抜けたんです。
決意してからも、上司には引き止められ、退職できるまでに半年以上かかりましたが、今は辞めて本当に良かったと心から思っています。

退職したあと、私の働き方や暮らしがどう変わったかは、こちらの記事にまとめています。

まずは、自分を大切にすることから

「辞める・辞めない」を決める前に、どうしてもしてほしいことがあります。

自分にも、やさしい言葉をかけてあげて

私たち看護師は、ついつい自分に厳しくなりがちです。
ちょっとしたミスで自己嫌悪に陥ったり、休みを取ることすら「申し訳ない」と思ってしまったり。

でも、そんなときこそ。
患者さんにかけてあげるやさしい言葉を、自分自身にも向けてあげてください。
「うん、大丈夫。よくやってるよ。」——そんな言葉を、自分にかけてあげましょう。

「好き」な時間が、心の支えになる

心が重いときは、ほんの少しの「好き」が支えになります。
大好きな音楽を聴いたり、本を読んだり、香りに癒されたり、空をぼーっと眺めたり。

私は、もともといい香りが大好きでした。
ただ「好き」なだけではなくて、香りが心や体にどんな効果をもたらすのか、その仕組みまで知りたい——そんな気持ちがずっとありました。
でも看護師をしているあいだは、香水をつけることもあまりできません。「どうせ勉強したって、今の仕事には活かせないし……」と、どこかで諦めていたんです。

だからこそ、退職したあと「香りの勉強をするなら、今がチャンス」と思いました。
アロマテラピーについて学び、アロマテラピー検定1級を取得しました。
好きなことを学んでいる時間は、そのことに集中できて、私にとって本当にいい時間でした。

私は独学で取りましたが、正直なところ、一人だと「これで合ってるのかな?」と不安になる場面もありました。
もし今からやるなら、質問できる通信講座のほうが心強かったかもな、と思います。
気になる方は「資格のキャリカレ」をのぞいてみてください。資料請求だけなら無料です。

睡眠や食事、適度な運動も、心と体に効いてきます。
忙しい毎日でも、自分の体をいたわることを、どうか忘れないでくださいね。

「今すぐ気持ちを少し軽くしたい」というときのために、私が試してよかったストレス対処法を5つ、こちらにまとめています。

「辞めたい」と思ったら、立ち止まって整理してみる

気持ちが少し落ち着いたら、一度ここで立ち止まって、頭の中を整理してみましょう。

何がいちばんつらいのかを書き出す

「辞めたい」と一言でいっても、理由はさまざまです。
仕事の内容なのか、人間関係なのか、体力なのか、時間が取れないことなのか。

一度、紙に書き出してみてください。
書いているうちに、「仕事そのものが嫌なのか」「今の環境を変えたいだけなのか」が、少しずつ見えてきます。

辞める・続ける、どちらも選択肢でいい

続けることだけが、正解ではありません。
環境を変えることも、立派な選択です。「退職=逃げ」では、決してありません。

そして、すぐに辞めなくても大丈夫。
在職中から少しずつ準備をして、「いざとなったら動ける」状態を作っておくだけでも、心はずいぶん軽くなります。

働き方の選択肢を知っておく

いざというときのために、看護師にどんな働き方があるかを知っておくと、それだけで心の余裕になります。

単発派遣という働き方

「働きたい日だけ働く」単発派遣は、自分のペースを取り戻したいときの心強い選択肢です。
私も退職後に、メディカル・コンシェルジュの「MCナースネット」に登録して、イベントナース(救護待機)などのお仕事を経験しました。

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単発のお仕事の中身が気になる方は、こちらもどうぞ。

転職という選択肢

「今の場所じゃないかも」と思ったら、転職サイトで情報を集めてみるのも一つの手です。
在職中でも、登録して求人を眺めるだけならできます。

転職サイトって、しつこくて怖い……?そんな不安を感じる方へ。実際に使ってみた感想をまとめました。

まとめ:あなたは、あなたが思うよりずっとすごい

最後に、当時の私が言ってほしかった言葉を、あなたに贈らせてください。

  • もっと自分を大切に:患者さんだけが大切なわけじゃない、あなたもそのひとりです。
  • もっと自分に優しく:人に優しくしたいなら、まず自分から。
  • もっと自分を褒める:あなたは、あなたが思っているより、ずっとすごい。
  • 時には自分を甘やかす:甘えることは、弱さではなく優しさのカタチです。

正直に言うと、これは今のあなたへの言葉であると同時に、あの頃くたくただった私自身にかけてあげたかった言葉でもあります。

あなたがこれまで積み重ねてきた日々は、かけがえのないものです。
今感じている迷いや苦しみも、未来のあなたにとっては、きっと大きな糧になります。

どうか、自分を責めず。
小さな一歩でも、自分を信じて前へ進んでいけますように。

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